最近将棋を始めたのですが、将棋のことをもっと勉強しようと思います。
将棋の入門書としていい本を教えていただけないでしょうか?
駒の動かし方などの基礎中の基礎は分かります。
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大きい書店の将棋コーナーに行けば分かりますが、入門書は相当な数が発売されています。
人それぞれ、向き不向きがありますので、ご自分にあった本をすぐ見つけるのは難しいかもしれませんが
あと、私はボランティアで将棋を教える活動を10年弱していますので、その経験を踏まえて、ですが
全部の入門書を読んでいるわけではないので、そこはご了承ください。
個人的に、大人が基礎から将棋を勉強するのにいいかなと思う本は
「羽生善治の将棋ビギナーズバイブル」という本です。
ただし、子どもがひとりで読むのなら、向いていません。内容は難しくないですが、表現が
ある程度年齢の方向きです。大人が最初から将棋を覚えるか、この本をみながら子どもに将棋を教える
大人向きの本です。
あと、古いので、置いてある書店はほとんどないかも知れません。
基本的に将棋の本はよい本であっても、すぐ絶版になるので。
ネットでさがせばまだあります。
あとは、原始的ですが、大きめの書店に行かれて、立ち読みして、「これ分かりやすいな」というのを
探すのが一番だと思いますよ。
質問の趣旨からは外れますが、これから将棋を覚えていくのでしたら・・・
将棋が強くなるための方法は一つではありません。
ある人が「この方法で」と言って、その方法が自分に向いていなくても、
他の方法なら面白く感じるかもしれません。
最初は大変ですが、軌道に乗ると面白いですよ。
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私がおすすめするのは「谷川浩司著 最強将棋塾 将棋新理論」です。
将棋は、個性の違う駒を適材適所に配置して、相手の玉を追いつめるのが基本です。
そのため、各々の駒の特性を正確に把握することが重要です。
この本は、駒の特性について実戦例を用いてわかりやすく伝えています。
また、私が初心者の頃に読んで、理論的に納得できる良本だったことも推奨する大きな理由です。
一部内容を以下に示します。
歩の特性 多様性(駒の価値が最も低く、かつ色々な手筋があるため色々な場面で用いられる)
桂の特性 意外性(唯一、駒を飛び越えて移動できるため、意外な手筋が多い)
角の特性 総合力(自陣から敵陣を睨む攻撃力と馬に成ったときの防御力を兼ね備える)
有段者になった今でも、ズバリ一言で言い当てているなと納得させられます。
興味が湧きましたら、以下にリンクを参考にしてください。
バイブル的な存在なので、図書館で探せば、おそらく見つかるかと思います。
棋書ミシュラン内 最強将棋塾 将棋新理論 ↓
http://snow.freespace.jp/Rocky-and-Hopper/Kisho-Michelin/309/4-309-...
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最初から定跡集とか難しいの読んでも理解できないと思うから、「詰め将棋」の本とか、「次の一手」の本とか、「手筋」の本とか読んで感覚を鍛えるのがいいと思います。できれば実際に駒を並べて。本のタイトルは分かりませんが、初心者向けでなるべく厚いものがよかろうかと。とにかく基礎固めが第一です。とにかく量をこなしてください。あと、最近ではパソコンソフトなどもいいかもしれないですね。対戦相手には困らないでしょうし。
初心者の内は「何故?」「どうして?」ということをしつこく考え、試行と反省を繰り返していく内に強くなります。逆にこれをやらないでプロのマネみたいなことを形だけやってると強くならないと思います。あとは自由にやって楽しんで欲しいと思います。
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