将棋で金を裏返しに打つのは、やっぱり反則ですか?
先日、ある御年配の方と将棋を指したのですが、その方、持ち駒の金を打つときに必ず裏返しにして打たれるのです。
その方なりのユーモアなのだと思いますし、べつに大会とか公式な場所での対局でもないので、他の駒と違って間違えようもないので別に対局に支障はないですから、マナー違反だと注意したりするのも大人気ないし、今後もだまって見ていようと思ってます。
(ただ、やはりちょっとは気になるんで、相手を傷つけない良い方法があれば、やめていただきたいというのが本音ですけど)
さて質問ですが、金を裏返しに打つのは、公式にはやはり反則なのでしょうか。
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これはなかなかよい質問ですね。公式には当然ながら反則です。
この手を何度も利用していると、自分の王将を取って、裏返して五枚目の金として利用するというイカサマが出来ます。
故花村元司九段のひっかけ将棋入門(昭和54年)という本にこの手口が書かれています。
最後に王手の連続で詰ます際にしか利用できませんが。
ある程度強いととても引っかかるとは思えません(笑)
話としては聞きますが実際指しているのを見たことはありません。五枚目の金を使った時にだまされた振りをして
負けてあげるのが、その方を長生きさせるのにいいかもしれません(笑)。
プロでは島九段が銀を間違えて裏で打ってしまい反則負けになったことがあります。
テレビ将棋のため、使用している駒(一文字駒)の文字の成銀と金が似通っていたからとのことです。
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多分反則だと思います。
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