2012年3月11日日曜日

駒得はどちらか教えていただけたい.一応、50手以内の序盤と言う設定です.歩二...

駒得はどちらか教えていただけたい.一応、50手以内の序盤と言う設定です.歩二枚か香一枚、歩三枚か銀一枚、香と桂二枚と金一枚、銀二枚と角一枚、角飛車二枚と金二枚銀二枚、金銀二枚と飛車一枚.

もう一つは馬は自陣に引けとの格言がありますけど、自陣とはどの当たりを指すのですか?王の周囲なのか、5五の天王山、5六なのか(先手から見て)?私は7七馬(居飛車の場合)か3七馬(振飛車の場合)の周囲に置いていますけど合っていますか?よろしくお願いします.


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歩二枚<香一枚

歩三枚<銀一枚

香と桂二枚>金一枚

銀二枚>角一枚

角と飛車二枚<金二枚銀二枚

金と銀二枚>飛車一枚



だと思います。



私はかなり昔(30年位前)に内藤國雄九段の「将棋入門」という棋書を持っていたのですが、その本によると玉を除く七種類の駒の点数は



飛車は10点、角は8点、金は6点、銀は5点、桂は4点、香は3点、歩は1点



となっており、この点数通りに計算すれば上記の結果となります(まあ、銀と桂の差が1点というのもやや疑問ですが、その他はおおむね正しいと思います)。

「角と飛車二枚<金二枚銀二枚」は飛車角を取られた側が大駒を全て失うので微妙ですが、4点差は大きいと考え、上記の結果としました。



自陣の定義については詳しくは存じませんが、恐らく先手ならば6~9段目、後手なら1~4段目のことかと思われます(先手で▲5六角と打つことを「自陣角」と表現することもあるので)。居飛車で「7七馬」、振飛車で「3七馬」もなかなかの好位置だとは思いますが、どちらかと言えば守りに重点が置かれた位置だと思いますので、私の場合は居飛車で「6六馬」、振飛車で「4六馬」の方が攻守にバランスがとれているので好きですね。



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質問の順を1、2・・・として答えさせていただきます。

1、香一枚が得です。

2、銀一枚が得です。

3、香と桂二枚が得です。

4、銀二枚が得です。

5、角飛車2枚が得です。

基本的に大駒一枚と金や銀二枚は、金や銀2枚のほうが得です。

角と飛車二枚は難しいところですが、大駒側を選択させていただきました。

そして、歩三枚と銀などは、銀が上です。

歩を3枚使って銀を殺すことは、とても大きいです。

歩使いの達人、勝負を制すとも言います。

歩を使って銀や金を殺す事は相手にとってとても大きく、傷になるのです。

有名な格言に、「二枚換えなら歩ともせよ」との格言があります。

もちろん飛車と歩二枚はダメですが、これは二枚換えの効果を表すものです。

そして、飛車が成れるときなどは、角を切っても大丈夫です。

相手に角を渡して、敵陣に飛車がなれるときは、角を切って全く問題ないです。

損はしていますが、飛車がなれることは大きく、相手にとっても大きいです。

もちろんそれは中盤の話ですが。

自陣とは駒が成ることができる位置より下を指します。

つまり自分の駒組みの中などです。

自陣に引けという格言の意味は、馬の守りは堅く、馬の守りは金銀3枚分とも言います。

長文失礼しました。

がんばってくださいね。

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