詰め将棋には何故ヒントが付されているのでしょうか?
新聞に掲載されている詰将棋、詰将棋の単行本、初心者向けの将棋入門書…
棋力を問わず、出版物で見かける詰将棋問題の全てにヒントがお決まりのように掲載されていますが、
何故詰将棋にはヒントが必要なのでしょうか?
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ヒントがないと、どこから考えていいのか分からない人が多いからです。
棋力を問わず、ということはありません。
当然ですが、将棋世界誌の「詰将棋サロン」にはヒントはありません。
変なヒントは考えるのに邪魔になるだけです。
例になるかどうか。
①夕刊フジ「飛車の上下運動」
そりゃおまえ、飛車じゃなくて竜だろう。
②「打ち歩詰めの回避」
そりゃ、今打ったら反則だわな。
こういうのはヒント不用です。
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私も、詰め将棋にはヒントはいらないと思っています。
ヒントになっていないものがよくあります。読むと逆に先入観になって邪魔です。
詰め将棋は一種のクイズで、クイズにはヒントを出すのが慣習みたいになっていた、あるいなっているので、それをまねて慣習化したのではないでしょうか。
また、そうしないと、あまり詰め将棋を解いたことのない人は、不親切に感じるのではないでしょうか。
つまり、詰め将棋を余り解かない一般人には、詰め将棋は一種のクイズであり、クイズにはヒントがあるほうが普通だから、です。
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