2012年2月25日土曜日

将棋の初心者です。小学生の時はよく将棋で遊んでいたのですが、十数年ぶりにまた...

将棋の初心者です。小学生の時はよく将棋で遊んでいたのですが、十数年ぶりにまた始めることにしました。
まだゲームで指してばかりなのですが、今後段取りを目標に、本格的にやりたいと思っています。

まずは攻めの戦法や、囲いの手順などを覚えていきたいのですが、初心者にオススメの書籍などを教えていただけないでしょうか?

また、詰将棋の本も併せて教えていただければ有り難いです。

よろしくお願い致します。




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地方で将棋普及に努めている者です。十数年ぶりに再開ですか、嬉しく思います。



自分は年齢によって教え方を変えているのですが、20~30代前半であれば段を取るのも難しくはないと思います。この年代で初段になるポイントはとにかく頭に流し込む事(インプットとはちょっと違う)だと考えています。理想は理屈っぽくならず、まんべんなくいろんなジャンルを見ていただきたいところです。そして、より多く「へぇ~」と感動して血肉にし、実戦で試してください。「要は何なの?」などと結論を急ぐ考え方はしない方が到達点が高いと思います。



しかし、時間のご都合もあるでしょうから、これまで指導していた上で好評だった、オススメの戦法をあげておきます。



一つ目はゴキゲン中飛車。理由は駒組が明快だからです。相手がどう来ようと、あまり変化が無く、間違いが起こりにくいです。オススメ書籍は日本将棋連盟出版・近藤正和著の「ゴキゲン中飛車戦法」と「新ゴキゲン中飛車戦法」 。流行まっただ中であり、関連書籍も多いですから、より長く指し続けられ、より深く勉強し続けられるのが魅力です。



2つ目は石田流三間飛車。理由は一発で勝てる要素が多いからです。初心者ということであれば普段の対局でも本に載っている技がそのまま使えることも多く、勉強した効果を実感できるかと思います。オススメ書籍はMYCOM将棋文庫の「真・石田伝説―石田流の秘法を伝授」でしょうか。石田流の本は正直複雑なものも多いのですが、これは一応コンパクトにまとまってるかなぁ。欲を言えば、MYCOM出版・小林健二著の「力戦!スーパー振り飛車」なんかもあればいいんですが・・・絶版ですね。



また、両方書いてある書籍もあり、マイコミ出版・戸辺誠著の「楽しく勝つ!!力戦振り飛車」や、HNK将棋シリーズ・久保利明著の「久保利明のさばきの極意」はオススメですね。



また個人的に将棋関係のレビューも多く書かせてもらっています↓

http://shopping.yahoo.co.jp/user_review/?yd=wMt9xWYlc6N.dY81SAlqJSO...



参考になるかはわかりませんが^^; こまめに更新・細かく解説、って感じで書いていきたいと思うのでたまに覗いてください^^;;



詰将棋に関して言えば、長い詰め手順のものを一つ解くより、3手5手の詰みを10個答えを見てしまう方が最初のうちは価値が高いと思います。日本将棋連盟出版・浦野真彦著の3手詰ハンドブックがいいでしょう。慣れてきたら本を逆さまにして自玉を詰ますのもいい勉強になります。また池田書店出版・椎名龍一著「将棋1手詰入門ドリル」「将棋3手詰入門ドリル」もいい本です。



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まず、自分の好きな棋士や、自分に合う戦法を見つけてから考えたほうがいいと思います。

それが見つかれば、

「将棋必勝シリーズ」

出版:創元社

などでその戦法を極め、段取りも狙えるのではないでしょうか?



1つの戦法を極めて狙うか、2・3個の戦法で翻弄して狙うかにもよりますが、一応いくつかの戦法を「将棋世界」や「将棋講座」などで確認しておくといいと思います。



詰将棋の本は、

「3手詰ハンドブック 」「5手詰ハンドブック 」

著:浦野 真彦

出版:日本将棋連盟



などがいいと思います。


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入門書はたくさんありますが、新しいもの(5年以内)ならなんでもいいと思います。別に、新しいから内容が変わっているわけではないですが、古い本は見にくいので。

詰将棋も入門書についています。

足りなかったら浦野先生の「3手詰ハンドブック」がいいと思います。駒が少なくてすっきりとした問題なのでいいです。


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パソコンで遊べるのがあるから挑戦してみよう。



パソコンに負けるようなら、あきらめよう・・・・・・・・・

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