将棋の用語の違い
将棋に「詰めろ」「必至」「詰み」などの言葉があると思うのですが、何回入門書を読んでも「必至」と「詰み」の区別がわかりません。「必至」とはすなわち、もう勝負がついたということではないのでしょうか。「詰み」と区別する必要があるのでしょうか。
|||
詰み上がり→王手が掛かっており、その王手をどうやっても振りほどくことができない状態。
詰み→王手の連続で相手がどのように受けても詰み上がりに至る状態。詰み上がりと同じ意味で使われることもある。
詰めろ→次にこちらの手番になれば相手の玉を詰めることができる状態。一手スキともいう。
必至→詰めろの一種。相手がどのように受けても必ず詰めるという状態。
というわけで、必至を掛けても勝ちと決まったわけではなく、自分の玉が詰まされたら負けです。
|||
簡単に言えば、相手から必至をかけられても、手番はこちらにあるのだから、そこで相手の玉を詰ませれば、こちらの勝ち。
|||
こちらに「必至=必死」(受けが無いが王手じゃない)がかかっても、相手に「詰み」があればそちらが優先です。
「詰めろ=1手スキ」は、今は王手じゃないけど、何もしなければ詰みがありますよ。(受けはありますけどね)
|||
必死は負けが分かっていること、
詰みは次の一手で勝負が決まること
では無いでしょうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿